ブラック・ジャック
「神様とやら!あなたは残酷だぞ!医者は人間の病気を治して命を助ける!その結果世界中に人間が爆発的に増え、食糧危機が来て何億人も飢えて死んでいく。
そいつがあなたのおぼしめしなら…医者は何の為にあるんだ。」
阪大医学部出身の手塚治虫は医学博士であり、実際に医者の免許を持っている。
マンガ家の道を選んだけど、“もし自分が医者になるなら”と理想の姿を描いたのが本作品。
BJは漫画家生活30周年記念として手塚キャラのオールスターが登場する短期読み切りとして描き始められたのが、高い人気から243話にのぼる大長編になりました。
ドラえもん
「見たろ、ドラえもん。勝ったんだよ。ぼくひとりで。もう安心して帰れるだろ、ドラえもん。」
全編を通じて名エピソードは山ほどあるが、誰がなんと言おうと第6巻のラスト・エピソード「さようなら、ドラえもんだ」。
作者が最終回のつもりで描いたこの10ページの物語は、のび太がドラえもんの助けを借りずに、一人でジャイアンと戦い抜く話です。
直前のエピソード「のび太のお嫁さん」では、のび太と静ちゃんが将来結婚することを描き、子どものノビスケを出すことで物語のまとめに入っており、そこからも6巻は立派な最終巻となっています。
アドルフに告ぐ
「誰も彼も…日本中の人間が戦争で大事なものを失った…・。
それでも何かを期待して精一杯生きてる人間てのは素晴らしい」
物語に感銘を受けた人もそうでなかった人も、作者の気迫が全身が伝わる作品。
スタートからラストまで、無駄なページが1ページもないです。
よくぞ人間の狂気と愛をここまで描ききったものだと思います。
このセリフこそがこの漫画の集大成とも呼べるセリフ。
